腰膝改善・生涯元気研究所
 
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   足(脚)のつけね、歩きにくい。開きにくい。調子が悪い。    
 
  【 自分でできる簡単な対処方法の紹介です。】

 
 この対処法を自分で運動をする前にしてみて下さい。少し脚の開き(動き)が少し楽になると思います。動きを改善したうえでの運動です。少しでも悪くならないように、少しでも楽に生活ができるように、毎日のチョットした対応の繰り返しが大事ではないかと思います。
 
 歩行など不調でお悩みの方の、少しでも改善になればと思います。

【自分でできる対処法】

 不調を感じている脚と、同側、前腕部の手のひら側の中央線(赤色の⇒)を自分の反対の手で、肘から手首に向かって、20〜30回くらいさする。
 不調を感じている脚と反対側、前腕部の手のひら側で小指側の線(黄色の⇒を、自分の反対の手で、肘から手首に向かって、20〜30回くらいさする。
 また、このライン上を触ってみて、硬くなっている部分があれば、しばらく圧迫してみて下さい。

 程度によっては最初は施術との併用が望ましいと思いますが、簡単にできる、たったこれだけのことで、動きの改善が感じられる方が多いと思います。

 この対処法は完璧なものではありません、まったく違うポイントを選択しなければならないこともあります。腰などの影響を受けていることもあります。また、開脚以外の方向の動きについては、刺激のポイントや、ポイントの刺激方法に個人差がありますので、申し訳ありませんが簡単に表せません。また、状態に応じて脚のつけね部分に負荷の少ない運動も、自分でする必要があると思いますが、改善のためのポイントを刺戟した後に運動をすることで、運動が楽にできます。
 
 腰の体操のページも参考にしてください。

 自分で検査が必要と感じている人は、検査を受けて下さい。
【この方法は股関節周辺の術後のリハビリとしても応用できます。】

 ※ 血管が非常に弱い方は、僅かの刺激で、皮下出血を起こすことがありますので注意が必要です。

 お医者さんが苦労をして手術され、関節の形が改善し、関節そのものは動くようになっています。主な原因がなくなったわけですから、後は周りの靭帯や筋肉などの回復だけです。したがって、多くの方は短期間での改善が期待できます。関係のないような場所を刺激することで、無理に動かす必要もなく、患者さんの自動運動で、痛みの少ない施術で改善していきます。

【症例】股関節の著明な痛みで手術を受けられた50代前半の女性HYさんです。医師から少しずつ運動をしなさいとの指導を受けてい

    た。

*初検日:手術から12日目
  
  術後、時間がたっていないこともあり、歩行時の痛みと不安定感が残り、お尻を後ろへ突き出した姿勢で杖歩行。
  
  (施術)1.症状に合ったポイントを選択し、手技で刺激を加えながら、自分で股関節を動かし、動きの改善を確認していただいた。           ※股関節を他動的に力を加える施術は必要としない。自動運動で動きを確認していただくのみ。
       2.ポイント刺激を利用した施術とソフトタッチの手技施術で全身的な緊張状態を改善。                                ※術前の長期間、股関節の不都合な状態が続いたことによる、全身的な緊張とバランスの改善に努めた。                   この時も身体を無理に動かす施術や強い力を加える施術は必要ない。
      【施術後】歩行状態改善、跛行が減少した。

*2日目:「歩行はかなり楽で、昨夜はぐっすり眠れた。身体が軽く感じる。」とのこと。
      【施術後】待っていた旦那さんから、「あれ、普通に歩いている。」との驚きの声有り。

*3日目:杖歩行を継続していた。私の「3日目には杖がいらなくなる予定だった。」の言葉にたいして、「杖を着かなくても良さそうなん
      だけど、着いていないと大切にしてもらえない。」との返答あり。

*5日目(4回目施術):歩行時に時々カクッとなりそうな感じは残っているが、姿勢が良くなり、「背が高くなった感じがする。」とのこと。      外見からも、身長は測っていないが、この人、背が高かったんだと言った感じを受けた。運動指導も行い、以後、週1回くらい      のペースで施術した。

*55日目(10回目施術):日常生活や仕事時も動作良好。「あとは自分で運動をしてみます。」とのことで施術を終了した。